この指止めよう問題から、誹謗中傷をめぐって深い所でヤバいことが起きている
さすがにこれは…と思ったものでここに書き綴らせていただきます
今話題の誹謗中傷について
誹謗中傷は、もちろんしてはいけないものだと思うのだが、世間の認識と法律が違うことが誹謗中傷を巡っておかしいことになっている。
世間が思う誹謗中傷は
しね。底辺。ザコ。執拗に罵詈雑言を浴びせる。クズ。クソブサイク。殺すぞこら。
まだまだありますがこんな感じでしょう。「一般的な誹謗中傷」と定義します。
それでは法律だとどうなのか。
誹謗中傷という定義がなく名誉棄損、侮辱罪が誹謗中傷のくくりとされています。
法律は「一般的な誹謗中傷」よりももっと広義で誹謗中傷を捉えられてます。
また不特定多数にしねや殺すといっても誹謗中傷とはならず、特定した人物に言えばアウトとなるそうです。
なので「一般的な誹謗中傷」ではないものが法律では含まれたりしています。
そこで問題になっているのが、インフルエンサーたちの弾圧。
明らかに何もしていない著名人や有名人に対するひどい誹謗中傷であれば訴えて制御すべきだと思うのですが、
一部のインフルエンサーたちが機に官軍を名乗り「一般的な誹謗中傷」ではないものに対して訴訟を乱発しています。
中身を見てみると自分から炎上を煽る行為への反論への訴訟。自身の違法行為、脱法に近い行為、反モラル的な行為の反論批判への訴訟です。
誹謗中傷の示談金目的や損害賠償金目的でビジネス化
違法行為や脱法行為を無かったものとしようとしている偽善ブランド化。
木村花さんの事件などに乗じてメディアで誹謗中傷をなくそう!と官軍を名乗れるという事態にまで発展しています。
この炎上インフルエンサーたちの行為に拍車をかけるのが
弁護士とプロバイダです。
まず弁護士。普通であれば開示費用には数十万かかるんですが、それを無料受任で受ける形になればどうなるのでしょうか。
開示請求を乱発でき、原告は負担がない。
そうなればちょっとの批判でも訴訟を乱発できるようになるということです。
無料受任でなくても格安で受けてたら乱発して訴訟で損害賠償取れたら儲けられる仕組みです。無料受任については司法詐欺になる可能性があるそうです。
第二に、プロバイダ。
名誉棄損にもならないような意見、一言、論評までが今訴訟をおこされています。
開示請求については最初は炎上インフルエンサーたちと戦うのはプロバイダなんですが、
「プロバイダは意見を聞く必要があるがそれを開示請求訴訟に反映する義務がない」といわれています。
となると、プロバイダがやる気がなく意見を反映しなければ、相手側のいいなりになり、誹謗中傷でないものまでが開示請求をされ損害賠償請求になる。
戦う前に勝手に降伏されてるような状態です。
個人情報もクソもない訴訟し放題天国でしょう。
現実にこのようなことが起きています。
今回のこの指止めよう問題では
主催者やアドバイザーに選ばれた方たちが過去に誹謗中傷と呼ばれるようなつぶやきをし、それが炎上しました。
この炎上の裏には、
そもそも炎上するのってインフルエンサーたちが煽っていたからではないのか、
お前らも誹謗中傷と言われるようなことを過去にやっていたからだろう。
なぜ炎上させるような人たちが誹謗中傷をジャッジメントできるのか、
インフルエンサーたちの暴言や誹謗中傷は過去のことだから許せといいつつ、一般人の誹謗中傷は許さないダブスタ、
などなどいろいろな問題があるからです。
そして今誹謗中傷を利用する人たちは、裏で誹謗中傷ビジネスに発展させ、お金稼ぎ、弾圧として使っていることは絶対に知っておくべきことだと思います。
誹謗中傷で苦しんだスマイリーキクチや木村花さんのお母様も誹謗中傷ビジネスには注意喚起をし、ビジネスに加担したほうが加害者だとも言っています。
https://twitter.com/smiley_kikuchi/status/1398226864385101825?s=20
https://twitter.com/smiley_kikuchi/status/1398226864385101825?s=20
SNSでわざと反感を買うような投稿をして、閲覧者を意図的に煽り、炎上したら沈黙。度を越す批判や中傷した投稿者を片っ端から開示して訴える。示談金や賠償金を目的としたビジネスがあります。理由はどうあれ、やられた人は被害者で、やった人は加害者です。挑発に乗らないようにお気をつけください。
— スマイリーキクチ (@smiley_kikuchi) 2021年5月28日
情報商材屋や詐欺、カルト宗教にたいしても注意喚起をできない形にだんだんとなってきています。
誹謗中傷はしないことは大事ですが、それをうまく利用して誹謗中傷ビジネスや自分の正当性で表現を弾圧する人たちがいることは絶対に忘れてはいけないし、そのために動かないといつか痛い目をみることになります。
誹謗中傷はいけない・・・でも何がいけないのか定義もないような状態で進めていることは本当にいいのか。
政治家や司法も取り組み早く変えていかないとさらにやりたい放題の日本になるのではないでしょうか。そして炎上を呼び起こす意図的炎上への予防も同時にしないといけないのではないのでしょうか。